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バカを定義する必要がある 


2007.06.13
Wed
00:22

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070612-00000006-flix-movi
下ネタ満載! 飛行機に、ゾンビやヘビ! このバカ映画を見逃すな!

くっだらねぇことを許容できるようになったら、本当の意味での知識人
なんじゃないかな、とか思うわけですよ。

こんばんは、のなすらです。
100ある物語のうち、『これはバカだ』と明確な定義付けができる人がいたら、
ちょっと聞いてみたい。
『バカ』とはなんですか? と。

意外と難しくないですか?
たとえば、ある殺し屋が主人公だとします。殺し屋はあらゆる手段で人を殺せる
プロフェッショナルですが、ある日こんな依頼を受けます。
「10億出す。あんたをできるだけ残忍な方法で、あんたに殺してもらいたい」
殺し屋はプロフェッショナルだから、この依頼を受けます。
さて、いったい殺し屋はいかなる方法で自分を殺すでしょうか?

ありとあらゆる残忍な方法を考えてみるが、どう考えても自分一人では遂行できない。
では、10億を元手に助っ人を頼むか?
そうすると、依頼人との契約である『殺し屋自身で殺す』という内容を破ってしまう。
では、とどめだけを自分でやる?
仮に四肢を切断したとして、最後の一手を打つまで意識が残っているかどうか。
外科的に出血量をコントロールし、痛みは麻酔でコントロールする?
となると、外科医がいる。しかし、助っ人を頼むことになるので、この案は却下。

殺し屋は依頼人に連絡をします。
「期限はいつまでだ?」
「俺が生きてる限り、だ」
依頼人は30半ばの男性。新興マフィアながら、破竹の勢いでのし上がってきたため、
ボスである彼はまだまだ若かった。天寿を全うするならばあと50年近くは時間がある。
しかし、殺し屋に依頼をするような人間は、いつ死んでもおかしくない。
ということは、期限はあってないようなものである。

殺し屋はスケジュールを立てます。
期限は一週間。
方法はチェーンソウを使う。
必要な小、大道具をリストアップし、それらを自作する。
大道具を置いても不審がられないセット(小屋)も自作する。

殺し屋は一心不乱に大工仕事に励みます。
突貫工事のため、昼夜を問わずやるしかない。
なるべく人目に付かない場所、と考え、田舎へ引っ越す。
木材を運び、チェーンソウで加工し、釘打ちをする。

やがて、噂になります。
一人で家を作ってる奴がいる、と。
目立つつもりはなくても、やはりプロフェッショナル。
動きが違います。
見物人は少しずつ増え、いつの間にかギャラリーが層を作ってしまいました。

殺し屋は言います。
「見ても面白くないだろう。だから、見ないでくれ」
「手伝おうか?」とギャラリーの一人。
「いや、独りでやる。独りでやらなきゃならないんでね」
「ふむ……何か理由が?」
「……すまないが、時間もないんで作業に戻らせてもらおう」
殺し屋は作業に戻り、黙々とセットを作ります。

ほとんど奇跡的に、6日ですべての行程をクリアします。
準備はできた。あとは依頼人に死ぬ場所を教え、仕事を終わらせるのみ――

「すごいなあんた! こんな早くに作り上げちまったのか!」
ギャラリーが歓声を上げ、セットを取り囲みます。
「内装工事までやったのか!? 信じられない!」
殺し屋はプロだったので、セットでも手を抜きません。
家具や生活用品を持ち込めば、すぐに住めるセットを作りました。
「こんな腕のいい大工、見たことない!」
殺し屋には準備が残っていたので、早くギャラリーに帰ってもらいたかったのですが、
「なぁ、パーティをしないか?」
「いいね! あんたを歓迎したい!」
「そうだな! 新しい住人を皆に紹介しよう!」
話はどんどん進み、いつの間にか殺し屋のセットでパーティを行うことに。

その日の夜、パーティが行われました。
集まったギャラリー達はひとしきり殺し屋を褒め、セットを褒め、街の良さを褒めました。
最後の晩餐である――そう考えたとき、殺し屋はほろ苦い微笑を浮かべます。
孤独が常だった殺し屋が、まさか大勢の人に囲まれて、笑顔の中心にいるなんて。

夜も更け、皆が帰ったところで来客がありました。
「……なんだこりゃ」
依頼人でした。
殺し屋はばつの悪そうな顔を浮かべると、準備に取りかかります。

別室ですべての準備が整ったとき、殺し屋は依頼人を呼びました。
依頼人は疑うことなく部屋に入ってくると、目を丸くしました。
「ど、どういうことだ……?」
殺し屋は答えます。







「私の夫となれ」

ウェディングドレスを着た妙齢の美女――殺し屋は、
依頼人に向かって指輪を放り投げました。
「私を残忍な方法で殺すには、こうするしかなかった」
彼女が考えた方法は、殺し屋としての人生を、
人並みな幸せで閉じることでした。
殺しのプロフェッショナルである彼女にとって、人並みな幸せは考えたこともない
未知な世界。そして幸せなことによって殺し屋を廃業するのは、これ以上ない
屈辱であり、他の世界を知らない彼女にとっては残忍すぎる方法である、と。

「……本気か?」
「無論だ。あとはあなたがYESと答えればいい」
「NOといったら?」
殺し屋は口を半開きにして、虚空を睨みました。
「……考えてなかった」
「嘘つけ!」
「本当だ」
「お前がそんな穴だらけの計画を立てるか!」
「言っただろう? どうやって告白すればいいのか……私は知らなかったんだ。そう……
断られる、という選択肢もあったのだな……」
「おいおいおい! 嘘だろ!」
「……失恋、というのは惨めなものだな。自嘲するなど思ってもみなかった……」
殺し屋は寂りょうを匂わせ、そっと眼を伏せました。
依頼人は泣き笑いに似た顔で、こう言います。
「……嘘じゃないんだな?」
「……? ああ、本気だとも」
「……本当に、本気なんだな?」
「ああ。私は本気だ。これ以外の方法は考えてない」
依頼人は、殺し屋が投げて寄越した指輪を左手の薬指にはめると、
照れを隠すように両手を一杯に広げます。
「……? なんだ?」
「飛び込んでこい!」
「どうするつもりだ?」
「いいから来い! 早くしろ!」
殺し屋は躊躇いながら依頼人の胸に飛び込み、彼と抱擁を交わします。
「どうだ?」
「なんだかよく分からないが……暖かい、と思う」
「そうか」
「ああ。悪くない……」
「これで、お前は死んだのか?」
「…………」
「おい」
「……胸がいっぱいで、言葉が出ない」
「…………」
「…………」

夜は更けていきましたとさ!

さて、この話が映画だったとしましょう。
で、キャッチコピーに『死と背中合わせのラブロマンス』とかつけられちゃったら、
オチをばらしてるようなもんです(ロマンスと言えねぇけどな!)。
その場合、『バカ』なのは映画の本編か、キャッチコピーか?
当然後者ですね。

もっと単純に、くっだらねぇ映画だとしましょう。
『全米笑撃!』とかコピーがつけられちゃうような映画です。
この場合『バカ』は褒め言葉なわけですよ。

定義づけによって、『バカだなぁ』と言っていいものと悪いものがあり、
でも大まじめな内容だけど監督本人としては『バカだなぁ』と言って欲しいとか、
複雑な状況になっていたりと、なかなか難しかったりします(日本語でおk)。

で、日本は『バカ』映画に冷たい? ということは、
日本と映画との『バカ』認識がずれてるってことでしょう。

海外では、ブラックジョークやパロディ映画が認知されてます。
これはこういうものだから、大いに『バカ』だと言って頂戴ね?
というお約束が成立している。
そのお約束に対してお金を出すことに、お客は納得してるんではないかと。

日本でも、納得していればお金を出しますよね。
お笑いのコントビデオとか、ライブそのものとか、好きな人は抵抗なくお金を出す。
でも、『バカ』映画は納得していない。
お笑い文化が違うと言ってしまえばそれまでですが、もうちょっと考えてみると、
日本のお笑いは安く見積もられてるんじゃないでしょうか?

制作費ン億円! とかいった割に、対して面白くない映画があります(失礼だな)。
それと同じで、コストがかかってる割には予想以上のものではない、
という認識があるんではないかと。

『バカ』はどれだけ派手にやっても『バカ』でしかない――
それなら金を払うまでもなく、バラエティでも観てればいい。

どうでしょうか?
そんな認識ありませんか?
ただ笑うためだけに、内容がこれっぽっちもない『バカ』映画を観るなんて、
それこそ『バカ』じゃないか、と。

海外では許容される『バカ』が日本で許容されないのは、
『バカ』に対する認識のずれである、と書いて締めさせていただきます。

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