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書評とかやってみる? 


2007.05.20
Sun
08:14

おはようございます、のなすらです。
ここ最近、FFTかブログペットかみたいな感じが続いていたので、
違う話題もチョイスしてみたいと思います。

つ【小生物語(幻冬舎文庫)】

著者は乙一さん。
衝撃のデビュー作、『夏と花火と私の死体』から独自の
視点をもって、不思議というより奇妙なストーリーを
書いている作家さんです。

もちろんいい意味で、奇妙ということですよ?
その発想はなかったわ的な話が、非常に丁寧で美しく、
まるでガラス玉を通して世界を見るような体験をさせてくれます。

さて、『小生物語』は氏がweb上で書いていた日記を
書籍化したものです。もう何年も前になるんですが、
リアルタイムで読んでいたため、懐かしいなぁと思って
手に取りました。


――――――――(せっかくなので語ってみる)――――――――

乙一さんの凄いところは、長時間持続する集中力にある、と
ある方に聞いたことがあります。
書いてる途中でだらけたり、逃避したりせず、どんと腰を据えて
何時間でも作業を続けられる、と。
(ファミレスで仕事をしていた、と日記にあるんですが、
想像しているよりずっと長いこと座っていたんでしょうね)

また、創作論に関しても明確な指標があり、
『起承転結』をきっちり守ることで、無駄なぜい肉を省いています。

(作家になるための教書なんかで、よく言われることです。
んなこと分かってるよ、といいたくなるでしょうが、もっとも
基本的なことを忠実に守るのは、非常に難しいことです。
早く見せ場を書きたい、見せたい、という思いが強いほど、他が
散漫になり、結果的に見せ場が盛り上がらないことが多々あります。
山場まで牽引する構成力、文章力が作家の地力になるわけですな)

――――――――――――――――――――――――――――――――

で、『小生物語』ですが、もともと日記であったため、
さくさく読めます。
日記でも乙一の乙一らしさは損なわれることなく、むしろ
読者を煙に巻くようなことばっかりで飽きませんw

文庫版では書き下ろしの追加エピソードが入っているのですが、
のなすらは驚愕しました。

(以下、驚愕の事実に触れますよー)




















乙一、結婚してたの!?

……え? だから? とかいわれると答えようがないんですけど、
のなすらにはサプライズでした。
しかも押井守監督の娘さん!? 
(ちょっと前に佐藤友哉が結婚した、ということにも驚いた)

日記なのに、叙述トリックを食らった気分です。
そうか……月日は確実に流れているのだな。

最初に氏の名前を知ったのは、『しあわせは子猫のかたち』という
短編でしたが、ぼろぼろ泣いたっけなぁ……。
隙のない作品で、当時ののなすらは圧倒されました。
えーと、『失はれる物語(角川文庫)』に収録されてますね。

同じ幻冬舎からチョイスするなら、
『暗いところで待ち合わせ』とか。
田中麗奈主演で映画化されましたね。
登場人物の距離感が、抜群にいいです。

この二作を読んだら、是非黒乙一を。
『GOTH リストカット事件(角川文庫)』で
戦慄を覚えること間違いなし。

そしてデビュー作、『夏と花火と私の死体(集英社文庫)』。
作家の本質が一番分かりやすいといわれるデビュー作を読めば、
『乙一は乙一になるべくしてなった』と思うことでしょう。

他にも紹介していない作品がいーっぱいありますが、
どれから読んでも問題ありません(シリーズモノではないので)。

最近本を読んでないな~、という方に乙一さん。
お勧めですよ~。

category: 雑記

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コメント


え! 乙一さん、結婚したの?
佐藤友哉さんも?

知らんかった……。
次は滝本竜彦さんかねぇ。
イメージ的に「結婚しちゃいけない」人なだけに難しいか?w

乙一さんは何作か読んで衝撃を受けたが、「理系」の書き方だなぁ、と思う。
高専卒だし、そういう人は組み立てが上手いのかな、と。
【2007/05/20 13:40】
URL | 猛虎 #- *編集*

猛虎はん、こんばんは~。

えーと、引きこもり世代のトップランナーこと
滝本さんですが、なんか、結婚してたみたい……よ?w

うわ、いま知った。wikiで知った。本当かな。
去年? ネトラジで報告? ほぇ~。

世界は動いてるんだなぁ……。

>乙一さんは何作か読んで衝撃を受けたが、「理系」の書き方だなぁ、と思う。
>高専卒だし、そういう人は組み立てが上手いのかな、と。

几帳面な組み立てだなぁ、と思うよね。
設計図通りに組み立てれば、設計図通りに組み上がるというか。材料の一つ一つをきっちり把握してるから、寸分の狂いもない、というか(黒乙一作品は特に)。

短編見ると分かるけど、だいたい四章構成です。
で、3つ目の冒頭に事件が起きます。
(ZOOの『カザリとヨーコ』は、構造が分かりやすい)

どこで見たんだったかな……確か乙一さんは映画を見るときに、時計で時間測りながら観てるとか。

ハリウッドの映画だと、プロットの枠がかっちり決められてるから、時間推移でシナリオの裏が見えるそうな。
(ハリウッド脚本術は、ワークシートを埋めていく方式。全部埋められれば、ハリウッドらしい映画になる)

なるほどなぁ、と思ったエピソードでした。
(他の映画の場合は知らんw でもタイムテーブルを書き起こすと、構造を勉強する上で役に立つと思います)
【2007/05/20 23:25】
URL | のなすら #- *編集*

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